【シバ犬🐾財務諸表論】企業結合に関する会計基準

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第1話 企業結合とは? -「ひとつの会社」になるってどういうこと?-

社長白柴くん、うちもそろそろA社と合併して規模を拡大するぞ!💪 これで“企業結合”ってやつだな!
経理そうですね社長。ただ、「企業結合」って言っても、単に仲良くなるって意味ではなくて、2つの会社が1つの報告単位になることを指すんです。
社長つまり、決算書も1つになるってことか?
経理そのとおりです。企業結合では、「支配」や「取得」などの考え方が重要になります。
社長支配?なんか怖い言葉だな💦
経理「支配」とは、相手企業の経営方針を決められる力のことです。そして、その支配を手に入れることを「取得」と言います。
投資家つまり、どっちの会社が“主導権を握るか”がポイントってことだな。
経理はい。支配を獲得した会社を「取得企業」、支配された側を「被取得企業」と呼びます。
社長よし、じゃあうちは“取得企業”になるように戦略を立てよう!🐾

第2話 「取得」と「持分の結合」 -主導権があるかどうかが分かれ目!-

社長白柴くん、企業結合って、全部「取得」ってわけじゃないのか?
経理いい質問です社長。企業結合には2つのタイプがあります。ひとつは「取得」、もうひとつは「持分の結合」です。
社長どっちも“くっつく”のに違いがあるの?🤔
経理「取得」は、どちらか一方の会社が他方を支配下に置くタイプ。つまり主従関係ができるんです。典型例は吸収合併ですね。
投資家一方の会社の株主は持分を“売った”ようなもんだな。持分が“非継続”になる。
経理そのとおりです。取得では、取得企業の持分は継続し、被取得企業の持分は断たれる。だから、被取得企業の資産・負債は時価評価になります。
社長なるほど、買収みたいな感じだな。じゃあ「持分の結合」は?
経理「持分の結合」は、どっちの株主も支配していない状態です。典型的には合弁会社の設立のように、両方の株主が共同で支配するケースですね。
投資家つまり、どっちの投資も“そのまま継続”してる状態か。だから資産・負債は帳簿価額で引き継ぐんだ。
社長よし、うちは主導権を握るタイプの「取得」だな!🔥

第3話 パーチェス法とのれん -“買った会社”の中身をどう評価する?-

社長白柴くん、この前の企業結合、どう仕訳すればいい?💦
経理「取得」に該当しますから、「パーチェス法」で処理します。
社長パーチェス?英語かっこいいけど、つまりどういうこと?
経理パーチェス法は、「買う」という意味です。支払った対価(現金や株式など)の時価で、相手の資産や負債を評価します。
投資家要は、“いくらで買ったか”を基準に資産を記録するわけだな。
経理そのとおりです。そして、支払った金額が受け入れた資産・負債の時価純額より多ければ、その差額が「のれん」になります。
社長のれんって、あの店の入口のアレか?🐶💦
経理似てますけど違います😅 会計上の「のれん」は、買収した会社のブランド力やノウハウなどの超過収益力のことです。
投資家逆に安く買えたら「負ののれん」だな。バーゲン・パーチェスってやつ。
経理そうです。負ののれんは、異常な利益としてその期の利益に計上されます。
社長なるほど、のれんは“見えない価値”の証。うちもブランド力を上げて、のれんに負けない会社にするぞ!✨

まとめ

経済的実態支配関係持分の扱い資産・負債の評価会計処理方法
取得あり(主従関係)取得企業:継続/被取得企業:非継続被取得企業:時価パーチェス法
持分の結合なし(対等関係)すべて継続帳簿価額持分プーリング法(廃止)
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