【シバ犬🐾財務諸表論】会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準

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会計上の「変更」って3種類!? -ルール・ミス・見通しの違い-

社長白柴くん、うちも会計処理を見直そうと思うんだ。なんか「会計方針の変更」とか「誤謬の訂正」とかあるけど、似ててよく分からん💦
経理たしかにややこしいですよね。でも実は、「どこを直すか」で違うんです。簡単に言うと――「ルール」「過去」「未来」のどれを変えるか、なんです。
社長ルール?過去?未来?…ますます分からんぞ😅
経理じゃあ順番にいきましょう。まず「会計方針の変更」は、会社が選んでる“ルール”自体を変えることです。たとえば、棚卸資産の計算方法を「先入先出法」から「総平均法」に変えるとか。
社長なるほど、野球で言うなら“作戦ルール”を変える感じか🐾
投資家そう。その場合は、**過去の財務諸表までさかのぼって修正(遡及処理)**するのが原則だ。過去の数値との比較ができなくなっちゃうからね。
社長ふむふむ。じゃあ「誤謬の訂正」ってのは?
経理それは単純に“間違いを直す”ことです。たとえば、去年の売上を1桁間違えて計上していたら、正しい金額に直します。
投資家それも**過去の修正(遡及処理)**になる。ミスだから、元から正しかったことにするわけだな。
社長よし、ルール変更と間違い訂正は「過去を直す」チームだな!じゃあ「見積りの変更」は?
経理これは“未来の見方を変える”んです。たとえば、機械を10年使えると思ってたけど、使ってみたら7年しかもたなそう、となった場合。残りの耐用年数を見直して、これからの減価償却を変えます。
社長あ、なるほど!これは「これからの見通し」を修正するんだな。過去はそのままでOK?
経理そのとおりです!見積りは“将来に向けて修正(将来処理)”するんです。
投資家要するに――「ルールの変更」は会計方針、「過去のミス」は誤謬、「将来の見直し」は見積りの変更。似てるけど、時間軸が違うんだ。
社長よーし、頭の中がスッキリしたぞ✨ うちは「未来の見直し」だけで済みそうだな!
経理ええ、ただし「ルール変更」や「誤謬訂正」のときは、財務諸表の比較可能性を保つために注記も必要ですからね!
投資家そのとおり。数字の“変化”は、理由まで説明してこそ信頼されるんだ。

まとめ図:3つの「変更」のちがい

区分内容修正の方向代表的な例
会計方針の変更会計ルールそのものを変更過去にさかのぼる(遡及処理)先入先出法 → 総平均法
誤謬の訂正過去のミスを修正過去にさかのぼる(遡及処理)計上漏れ・金額ミス
見積りの変更将来の見通しを修正これから先を修正(将来処理)耐用年数の変更・貸倒見積の見直し
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