【シバ犬🐾財務諸表論】セグメント情報等の開示に関する会計基準
目次
第1話 セグメント情報とは ~「事業セグメント」は経営陣の視点!~
| 社長 | 白柴くん、ウチのセグメント情報、なんでこんなに細かく開示しなきゃいけないんだ?投資家は全体の数字だけ見ればいいんじゃないか?🐾 |
| 経理 | 社長、その考えは違いますよ。セグメント情報とは、売上高や利益を、事業の構成単位に分けて開示する情報のことです。 |
| 経理 | 基準の定義にあるとおり、この**「事業セグメント」は、企業の最高経営意思決定機関**、つまり社長が資源配分や業績評価のために定期的に検討している区分と一致させる必要があります。 |
| 投資家 | そう。経営陣が**「どの事業にカネをかけ、どう評価しているか」**を外部にも教えろ、ってことだ。経営者の目線で会社の分割された姿を見るんだ。 |
| 社長 | なるほど!俺が資源配分を決める時の、あの**「事業ごとの成績表」をそのまま見せるってことか!つまり「経営者の視点」**が大事なんだな! |
| 経理 | そのとおりです。だから、外部公表用の開示セグメントと、社内での業績管理区分は、基本的に一致するんです。 |
第2話 セグメント情報の3要件と必要性 ~全体では見えないリスクと成長~
| 社長 | でも、すべての事業単位が「セグメント」になるわけじゃないんだろう?定義は何だったかな?💦 |
| 経理 | はい、3つの要件をすべて満たす必要があります。要約すると、①収益と費用が発生する活動であること。②社長が資源配分や業績評価のために検討していること。そして③分離された財務情報を入手できること、です。 |
| 投資家 | 特に③が重要だ。会計システム上で、その事業単独の売上やコストがちゃんと計算されている必要がある。分離できない事業はセグメントとして認められない。 |
| 経理 | そして、なぜこれを開示する必要があるかというと…全体で利益が10億円でも、実はA事業で20億円の利益、B事業で10億円の損失かもしれません。 |
| 社長 | 確かに!B事業がハイリスクなのに、A事業の好調で隠れてしまうな!😢 |
| 経理 | セグメント情報を開示することで、投資家は企業のビジネスモデルと、各事業の収益性、リスクの所在を正確に把握できます。これが投資判断の不可欠な情報なんです。 |
| 投資家 | どの事業が今後伸びる可能性があり、どの事業がリスクを抱えているか。**「真実の姿」**を見るため、セグメント情報が必要なんだ。 |
| 社長 | そうか!俺たちの経営戦略そのものを、数字を通じて投資家に説明する大切なツールってわけだ!🔥 |
参考条文
企業会計基準第17号 セグメント情報等の開示に関する会計基準(HTML版/PDF版)